Finale Memo〜フィナーレ覚書〜

楽譜制作・音符の入力1〜4小節

ステップ入力、高速ステップ入力の基本を学んだ所で課題曲で実践してみましょう!
強弱記号やスタッカートなどの記号は後回しにして音符だけ直していきましょう。
スキャナーを使わない人は1からの入力になります。
ここではスキャナー入力からの訂正をステップ入力(キー操作を交えて)で説明をさせて頂きます。

まずは1〜4小節目を修正していきます。
右手の最初の音から抜けていますね。
マウスでパレットの8分音符を選んで”ミ”のところにカソールを持っていきクリックしてみてください。
入力されましたよね?

マウスを使わない場合は 、
↓こうなっているので「→キー」 で↓この様に音符が選択されている状態にしてください。
       音符が紫色になっている状態が選択されている状態です。


入力したいの3度下のミなので「Shift+3」 を押すと入力されます。

入力すると8分音符が繋がってしまいましたので、連桁を切り離します。
2拍目に「→キー」で移動し「/キー」 を押してください。すると離れます。もう一度押すとくっつきますよ。


2小節目に装飾音符が出てきます。
8分音符でミを入力(他の音符と重ならないようにしてくださいね)し「Alt+G」 を押すと装飾音符 になります。

スキャンされた音はあっているけど「8分音符なのに4分音符になっている」 という場合は8分音符をパレットから選びその音をクリックしてください。
そうすると音はそのままで音符が変わります。

既存の音符や休符にの間に割り込みさせたい場合は、マウスでその間をクリックすると割り込み出来ます。

3小節目のように親切記号を入れたい場合は「Ctrl+Shift+-」 で表示できます。

スキャン入力でもうタイが入力されていると思いますが、タイを入力する時「Tキー」を押してくださいね。
4小節の3拍目のように和音につけるときは「Ctrl+A」で和音を全部選択した後に「Tキー」 を押すといいです。

そんなこんなで1〜4小節出来ましたか?
見本の楽譜のように1段に4小節にしたい、16分音符・休符が見づらいと思いませんか?
そこで次は楽譜を見やすくする その1です。


楽譜制作・楽譜を見やすくする その1  

まずは1段に自分が好きな数だけ小節をまとめたい ときに使うテクニックです。
ブロック編集ツールを選びましょう。
「Ctrl+M」でこのうよなダイアログがでます。
まとめたい小節数、何小節〜何小節かを入力しOKをクリックしてください。
またはまとめたい部分をドラッグし反転させておきます。
同じく「Ctrl+M」で「選択した小節を1段にはめ込む」を選択しOKします。
これで1段が4小節になりましたよね?






次は音符と音符の間隔を開ける方法です。
見難い16分音符・休符のところを修正します。
音符を横に移動させるには「上級者用ツール・パレット」→「道具箱ツール」を選択してください。
一番上の「音符配置ツール」を選んでください。
移動させたい音がある小節をクリックすると音符の上に小さいが現れます。
この をドラッグすると任意の場所に移動できます。
(□をクリックし「→←キー」でも移動できます)
ドラッグして複数音選ぶと同時に移動させることができます。
見やすい位置に配置できましたか?

     
こんな感じでOKだと思います。

右手をずらすと、左手と拍の頭がずれてしまうので左手も移動させましょう。


 
楽譜の定義上弾くのに問題はありませんが、
見やすい楽譜を心がけましょう。
(左が修正前、右が修正後です)

7小節左手も変化記号がちゃんと小節内におさまるように移動させるといいですね。


次は5〜16小節 の入力です。



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