Finale Memo〜フィナーレ覚書〜

1小節に指定の拍以上の音符を入れたい

Finaleには指定の拍子を越える音符を入力できない機能があります。
入力ミスの防止などに役立つ機能ですが時と場合によっては不要な場合があります。
拍子をまたぐ連桁を作る時や連符を作る時などはこの機能を外しておきましょう。
私は常にOFFの状態です。

「ステップ入力ツール」→「ステップ入力オプション」をクリック。
この様なダイアログが出るので一番上の「余分な拍をチェックする」 のチェックを外してください。

これで設定完了です。






4分音符と8分音符の3連符を作りたい 

3連符内の2つの8分音符がくっついて、4分音符になっている3連符の作り方です。
普通にステップ入力などで4分音符と8分音符を入力してください。
連符ツールをクリック。(ステップ入力の中の3連符ツールと間違えないでくださいね)
この様に連符の頭になる音のところにカーソルをもっていってクリックしてください。

このようなダイアログがでます。
一番上の入力部分を見てください。
「〜音符」○個を「〜音符」○個に入れる
とありますよね。
これを目的に合わせて変えていきましょう。
4分音符(8分音符2個)と8分音符1個なので8分音符3個4分音符1個分又は8分音符2個分に入れるにするとOKですよね。
この様に入力したら「OK」をクリック!
これで完成です。




3連符以外の連符を作りたい  

ステップ入力の3連符ツールや「9キー」を押すと簡単に3連符が作れますが、もっと音符の数が多い連符を作りたい時の方法です。
例えば←このように4/4拍子で4拍中に8分音符の10連符を作るとします。




まずは←このように通常通りに入力してください。
8分音符が10個入らない人は「1小節に指定の拍以上の音符を入れたい」を参照してください。

「4分音符と8分音符の3連符を作りたい」のように連符ツールをクリック、連符の頭にカーソルを持って行きクリック。
すると同じダイアログが出てきます。
「〜音符」○個を「〜音符」○個に入れるとある一番上の入力部分を見てください。
入力したいのは8分音符が10個の連符で、それを4分音符4個に入れたいので、そのように入力してください。
そうしたら「OK」をクリック!完成です。







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