Finale Memo〜フィナーレ覚書〜

カデンツ(小さな音符が沢山入っている小節)を作りたい  



↑この様に1小節に拍子記号以上の音符が沢山入る楽譜の作り方です。
色々な方法があるかと思います。
左の楽譜のように連桁が長い楽譜は連符で入力したり、装飾音符で入力したり。
小節線を消して普通に入力する方法、などなど。

これからする例題は色々な操作を含んでいるので覚えておくといいですよ。
←このような楽譜を作ってみましょう。
(作るのは3/4小節からです)
3/4小節ですが2分音符、改行して8連符、4分音符5個が1小節内におさまっています。

1段目の最後の小節線を「なし」にしているのかと思われますが、それでもOKですが五線を改行する操作も出来ます。
小節線を「なし」にする方法だと後で小節番号を訂正しないといけないので面倒ですよね。



さて、まずは3/4小節なのに1小節に合計8拍(8連符は1拍として)入っていますよね。
この設定方法です。

つまり実際は8/4拍子だけど見かけを3/4拍子にします。
拍子記号ツールをクリックし沢山音符を入れたい小節をダブルクリックします。
←この様なダイアログがでて赤で囲ってるあるところをクリックします。
すると青で囲ってあるところが出てくるので「表示専用に別の拍子記号を使う」をチェックします
赤で囲ってある下を操作し8/4拍子になるようにします。
同じ様に右下を操作し3/4拍子にしてください。
つまり上の拍子設定が実際の拍子で下の拍子設定が見かけの拍子 です。
変更する小節範囲を指定し1小節だけそうなるように設定し「OK」をクリック。
例えば「5小節目から5小節目まで」のようにします。


その1小節をブロック編集ツールではめ込み、音符を入力します。
3拍目の8連符は入力後、連符ツールをクリックしカーソルを連符にしたい最初の音に合わせてクリックします。
すると←このようなダイアログがでるので青で囲んである部分を設定します。
「8分音符8個を8分音符2個に入れる」 でOK。
赤で囲んだ所を設定します。
どちらも表示しないを選ぶと例題のように数字や括弧の無い連符が入力されます。



次は五線の改行です。
小節ツールをクリックしてください。
目的の小節をダブルクリックします。
すると「小節の属性」ダイアログが出るのでオプションの「小節の途中での改行を可能にする」 にチェックを入れます。
すると小節の右上に が3つ並んでいますよね?
その一番下をクリック
すると←この様に音符の上に長方形が現れます。
その長方形上で改行したいところ(2分音符のところ)をダブルクリックします。
長方形ではない所をクリックすると確定されて改行します。



その小節だけ小さいサイズの音符にしたい場合は「任意の旋律だけ音符を小さくしたい」 を見てください。







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